☆ ゆっくり夏山 “ 燕岳から常念岳 縦走 ” :8月3日(木)~ 6日(日)、予備日 7日(月)
2017年 08月 03日
8月3日(木)~ 6日(日)、予備日 7日(月) 6月山歩案内の予定を変更して実施します。 アルペン芦山の夏山の一つです。メンバーは会員5名。リーダーT本さんよりの便りです。写真はT本さんとK林さんよりです。
山行中はほぼ午前は晴れ、午後は東側にガスが出て、西側はクリアという天候が続き、ラッキーだった。
「のんびり夏山」の趣旨に沿ってペースはゆっくりめを心がけた。沿道の高山植物や鳥を見たり、写真に撮ったりも大事な山行目的の一つである。
もっとも夏山シーズン真っ最中とあって小屋は満員のため、早めに着いて、いい部屋や早い食事をあてがってもらわねばならず、兼ね合いが難しい。
サブリーダーのT田さんはペースセット、休憩、追い越し(追い越され)、交差待ちなど、誠に適切な判断で安心であった。
8月3日 阪急三番街のバスターミナルを8時に出発。割に空いている。
中房温泉は建物や設備か古いせいか、すいていた。しかし温泉は充実している。男2人は5カ所を回る。朝風呂も。値段は安いが食事はそれなりである。水はうまい。
8月4日 中房温泉を0725に出て合戦尾根へ。
長い登りは坦々とこなす。名物のスイカを頬張る。とてもおいしい。燕山荘では新館に案内される。一角の6人部屋をわれわれ5人だけで使える。トイレも近く、清潔である。
まず燕岳へ往復する。コマクサの群落が各所にある。白い砂、黒い岩、緑のハイマツと山小屋。どこも絵になる景色だ。
山頂からの帰り、見え隠れする山頂を同定していて、雲間に鷲羽岳を見つける。T田さん、A川さんが登っているだろうか。その左手の大きなカールに面しているのは三俣蓮華岳だ。
燕山荘に戻ってコーヒーとケーキ。外に出て夕暮れの空を眺めていると稜線と雲に夕日が映えて美しい夕焼けだ。
8月5日 0345起床、0415の一番の朝食に並ぶ。
食後日の出を見る。富士山が雲海のかなたに見える。
槍ヶ岳は間近だ。広場に出て体操しようとするとイワヒバリがちょこまか。全く人を怖がらない。
0555出発。前方には大天井岳、やや右手に槍ヶ岳、右側方に鷲羽岳、三俣蓮華岳、昨日は見えなかった双六岳もくっきり。素晴らしいパノラマである。
大天荘へ登る途中でハイマツの中に雷鳥の親子が見え隠れしている。
大天井岳頂上を往復し、目の前の槍ヶ岳をバックに記念写真撮影。
常念小屋は大混雑だった。12人定員の部屋にきっちり12人。布団1枚に2人の計算である。廊下はザックであふれそう。従業員も少ないのか大忙しだった。21時消灯。今夜は星は見えない。
8月6日 常念岳へのピストンと下るだけなので、0550食事とする。この頃はもうすいてきて、のんびりムード。
水とウインドブレーカーだけを持って登る。常念乗越との高度差は約400mだが、ゴロゴロした岩の上を踏んでいく気を遣う道である。頂上ではホシガラスが飛んできた。ガスの中、屏風岩が目の前、上高地はほぼ見える。晴れていれば大展望の場所だ。時折ガスが切れて稜線が見えるのでもう少し、もう少しとつい長居してしまった。
小屋に下りて一服し、タクシーを一の沢登山口に予約して下山だ。九十九折りの道をひたすら下る。1100m余りのうち後半は緩やか。沢の水音は涼しげだが、気温はどんどん上がる。1336タクシーの待つ林道終点に着いた。
会員制リゾートホテルで貸し切り状態の入浴、穂高駅前のおいしいそばを食べて解散した。 <T本さん記 略><文面は「トミおじさんのホームページ」より転載>
山行中はほぼ午前は晴れ、午後は東側にガスが出て、西側はクリアという天候が続き、ラッキーだった。
「のんびり夏山」の趣旨に沿ってペースはゆっくりめを心がけた。沿道の高山植物や鳥を見たり、写真に撮ったりも大事な山行目的の一つである。
もっとも夏山シーズン真っ最中とあって小屋は満員のため、早めに着いて、いい部屋や早い食事をあてがってもらわねばならず、兼ね合いが難しい。
サブリーダーのT田さんはペースセット、休憩、追い越し(追い越され)、交差待ちなど、誠に適切な判断で安心であった。
8月3日 阪急三番街のバスターミナルを8時に出発。割に空いている。
中房温泉は建物や設備か古いせいか、すいていた。しかし温泉は充実している。男2人は5カ所を回る。朝風呂も。値段は安いが食事はそれなりである。水はうまい。
8月4日 中房温泉を0725に出て合戦尾根へ。
長い登りは坦々とこなす。名物のスイカを頬張る。とてもおいしい。燕山荘では新館に案内される。一角の6人部屋をわれわれ5人だけで使える。トイレも近く、清潔である。
まず燕岳へ往復する。コマクサの群落が各所にある。白い砂、黒い岩、緑のハイマツと山小屋。どこも絵になる景色だ。
山頂からの帰り、見え隠れする山頂を同定していて、雲間に鷲羽岳を見つける。T田さん、A川さんが登っているだろうか。その左手の大きなカールに面しているのは三俣蓮華岳だ。
燕山荘に戻ってコーヒーとケーキ。外に出て夕暮れの空を眺めていると稜線と雲に夕日が映えて美しい夕焼けだ。
8月5日 0345起床、0415の一番の朝食に並ぶ。
食後日の出を見る。富士山が雲海のかなたに見える。
槍ヶ岳は間近だ。広場に出て体操しようとするとイワヒバリがちょこまか。全く人を怖がらない。
0555出発。前方には大天井岳、やや右手に槍ヶ岳、右側方に鷲羽岳、三俣蓮華岳、昨日は見えなかった双六岳もくっきり。素晴らしいパノラマである。
大天荘へ登る途中でハイマツの中に雷鳥の親子が見え隠れしている。
大天井岳頂上を往復し、目の前の槍ヶ岳をバックに記念写真撮影。
常念小屋は大混雑だった。12人定員の部屋にきっちり12人。布団1枚に2人の計算である。廊下はザックであふれそう。従業員も少ないのか大忙しだった。21時消灯。今夜は星は見えない。
8月6日 常念岳へのピストンと下るだけなので、0550食事とする。この頃はもうすいてきて、のんびりムード。
水とウインドブレーカーだけを持って登る。常念乗越との高度差は約400mだが、ゴロゴロした岩の上を踏んでいく気を遣う道である。頂上ではホシガラスが飛んできた。ガスの中、屏風岩が目の前、上高地はほぼ見える。晴れていれば大展望の場所だ。時折ガスが切れて稜線が見えるのでもう少し、もう少しとつい長居してしまった。
小屋に下りて一服し、タクシーを一の沢登山口に予約して下山だ。九十九折りの道をひたすら下る。1100m余りのうち後半は緩やか。沢の水音は涼しげだが、気温はどんどん上がる。1336タクシーの待つ林道終点に着いた。
会員制リゾートホテルで貸し切り状態の入浴、穂高駅前のおいしいそばを食べて解散した。 <T本さん記 略><文面は「トミおじさんのホームページ」より転載>
by alpenrosan
| 2017-08-03 21:17
| 泊りがけ山行